
目元治療
解剖学的特性を重視した目元治療により、 機能性と審美性の調和を目指す。
Identifying the cause
目元の治療を考える際に、最も重要なのは「原因の特定」です。目元の悩みは年齢によって大きく異なり、若い世代の方は理想とする目元を目指して「なりたい自分」を追求する傾向にあり、中高年の方々は「若かりし日の自分」を取り戻したいという願いを持たれています。まずは詳細な検査と丁寧なカウンセリングを通じて、なぜその様な印象になっているのか、どの部分が理想と異なるのか、原因を特定します。本当に必要な治療を見極め、効率的かつ効果的な治療を行います。
治療メニュー

Double Eyelid
二重まぶた
理想の二重を実現するために
カウンセリングでは、理想の二重を見つけていきます。ポイントは、狭い幅から徐々に広げて段階的に確認していくこと。また、「今」だけでなく「将来」のことも考えて選択することが大切。年齢とともに、まぶたの状態は少しずつ変化していきます。その変化も見据えた上で、最適な二重をつくります。美しい二重とは「自然に見える二重」。流行や他人の二重にとらわれすぎず、あなたの目元に最も自然に馴染む二重を、一緒に見つけていきましょう。
二重について知る
美しい二重には2つの絶対条件といくつかのポイントがあります。
理想の二重を決める
カウンセリングで自身にあった二重を見つけましょう。
手術内容を決める
埋没法、切開法、
眼瞼下垂法、眉下切開法

01
美しい二重とは何か?
◎ 黒目がはっきりと大きく見える
◎ まつ毛の生え際がきちんと見える
美しい二重にはこの2つの絶対条件が満たされている必要があります。よく「奥二重」「末広二重」「平行二重」といった形の違いを気にされる方がいらっしゃいますが、これは個人の好みの問題です。むしろ大切なのは、その形が上記の2つの条件を満たしているかどうか。たとえ理想とする形が作れても、黒目が小さく見えたり、まつ毛の生え際が隠れてしまったりしては、魅力的な目元とは言えません。
02
理想的な二重ライン
Pointは"二重ラインの高さ"
二重ラインを高くすれば目の開きが良くなると思われがちですが、実はある高さを超えると逆効果です。目の開きが制限されて、かえって眠そうな印象になってしまうことがあります。
「理想的な高さ」は、実は人それぞれ。同じ高さでも、目の大きさや形によって見え方が全く違ってきます。だからこそ、術前のシミュレーションがとても大切です。
実際のカウンセリングでは、ブジー(細い金属の棒)を使って様々な高さを試し、その方に最適な高さを見つけていきます。


適切な二重幅を見極める
03
5~8mm程度を目安に
二重の幅は「狭すぎ」も「広すぎ」もNG。狭すぎると、まぶたのたるみによってまつ毛の生え際が隠れてしまいます。逆に広すぎると、二重ラインの下がぷっくりとして不自然な印象に。多くの方に合う自然な二重幅は、瞳孔中央部でまつ毛の生え際から5-8mmくらいになります。9-10mmを超えると、整形感が出てしまったり、まぶたが重たくなってしまうリスクも。
大切なのは、ご自身の目の形や大きさに合わせて、最適な幅を見つけること。決して「流行の幅」に惑わされる必要はありません。

Under-eye Dark Circles
目の下のクマ
クマ治療は外科的治療で根本にアプローチ
基本の治療
ハムラ法などの外科的治療
×
仕上げの治療
・スキンブースターによる微調整
・レーザーによる色素沈着の改善
目の下のクマ治療において、解剖学的アプローチを重視しています。
多くの患者様は、まず注入治療やレーザー治療など、比較的侵襲の低い治療からスタートしたいとお考えになります。この心理は非常に自然なものですが、目の下のクマの多くは加齢による組織の下垂や脂肪の偏在といった構造的な問題が根本にあります。このような状態で表面的な治療のみを行っても、一時的な改善は得られても長期的な満足度は限定的となってしまいます。そのため、まずはハムラ法などの外科的治療で目の下の構造を適切な位置に戻し、確実な土台を作ることが重要です。
皮膚のたるみがないタイプ
裏ハムラ法
適応年齢:20 ~ 40代
結膜(粘膜)側からアプローチする目の下のくま治療。
皮膚のたるみが少なく、主に眼窩脂肪の膨隆や靭帯の弛みが原因でクマができている方に適した手術方法です。
結膜を通して眼窩隔膜や靭帯にアプローチし、適切な解放と再配置を行います。同時に過剰な脂肪の調整も可能ですが、単純な脂肪除去は窪み感の増強につながる可能性があるため、慎重な判断が必要です。
術式 |裏ハムラ法
写真の説明 |上:施術前、下:施術後3ヵ月
料金 |裏ハムラ法 602,580円(税込)
麻酔方法 |局所麻酔、静脈麻酔
リスク |右差・拘縮・外反など
ダウンタイム|腫れ・内出血2週間程度
抜糸 |なし

術式 |表ハムラ法
写真の説明 |上:施術前、下:施術後1年後
料金 |表ハムラ法 602,580円(税込)
麻酔方法 |局所麻酔、静脈麻酔
リスク |右差・拘縮・外反など
ダウンタイム|腫れ・内出血2週間程度
抜糸 |7日

皮膚のたるみがあるタイプ
表ハムラ法
適応年齢:30代以降
皮膚のたるみを伴うクマや、複雑な構造異常による深いくまに特に効果的な手術方法です。
まぶたの皮膚を通してアプローチし、眼輪筋を剥離した後、眼窩隔膜や靭帯の適切な解放と再固定を行います。同時に眼窩脂肪の適切な再配置も可能で、これにより目の下の凹凸を自然な形に整えることができます。必要に応じて過剰な皮膚の切除も行い、たるみの改善も同時に実現します。傷跡は下まぶたの自然なしわに沿って入れるため、目立ちにくい位置となります。
外科治療は一度の施術で大きな改善が得られるため、結果として治療の総コストを抑えられる可能性もあります。さらに、手術と非手術的治療(ヒアルロン酸注入やレーザーなど仕上げの治療)を適切に組み合わせることで、より完成度の高い仕上がりを実現することができます。

Upper eyelid sagging
上まぶたのたるみ
目周り治療の軸となる考え方
上まぶたのたるみは、年齢とともに多くの方が直面する悩みです。このたるみの主な原因は、加齢に伴う皮膚の余剰ですが、その背景にはいくつかの要因が複合的に関わっています。
まず、加齢による皮膚の構造タンパク質(コラーゲン、エラスチン)の減少や、保湿成分であるヒアルロン酸の低下により、皮膚の弾力性や保湿力が低下します。これに重力の影響が加わることで、次第にたるみが目立つようになります。
このような状態に対して、美容医療では複合的なアプローチが必要となります。実感できる若返りの効果、特に「マイナス5歳」以上の変化を目指すなら外科治療による「土台作り」を行った上で、その後の維持療法として非侵襲的治療を組み合わせることで、より自然で持続的な若返り効果を実現することができます。
非侵襲的治療・再生医療
外科的手術
レーザー治療 / スキンブ ースター / 繊維芽細胞移植
皮膚の質感や弾力性を改善
肌表面
眼瞼形成術(まぶたの手術)
過剰な皮膚を適切に切除し、必要に応じて周囲の支持組織も調整する。
Type 1
皮膚の余剰のみ(東洋人Type)
眉下切開
✔ 皮膚に厚みがある
✔ 目と眉毛の距離が欧米人と比べて遠い
東洋人はこのような傾向が多く、過剰な皮膚が徐々に目の上に被さり、見た目の印象が老けて見えます。さらに、過剰な皮膚はまぶたの重さを感じたり、視野が狭くなったりする原因となります。特に外側のたるみが強くなると、目尻が下がった印象の「三角目」となり、疲れた表情や老けた印象を与えてしまいます。
このような特徴を持つ方は、眉下切開が適しています。眉下切開は、眉毛のすぐ下に沿って切開を入れ、過剰な皮膚を適切に切除する手術法です。


眉下切開の経過

眉下切開の経過

眉下切開の経過

眉下切開の経過
術式|眉下切開 写真の説明(右)|上:施術前、下:施術後3ヶ月 料金|298,000円(税込)
麻酔方法|局所麻酔、笑気麻酔 リスク|左右差・感染・血腫 ダウンタイム|腫れ・内出血10日程度 抜糸|7日
Type 2
皮膚の余剰のみ(欧米人Type)
二重ラインでの皮膚切除
✔ 皮膚が薄く、目と眉毛の距離が近い
✔ 生まれつき二重幅がしっかりとしている
欧米人に多い上記のようなタイプは、たるみが生じても二重ラインでの皮膚切除で十分な効果が得られることが多いです。


目元のアンチエイジング治療

目元のアンチエイジング治療
